D-box(ディーボックス)工法とは

バラバラの粒状体を完全に包み込む事により、粒子間に生じる大きな摩擦力により強度を発生させるという 液状体の区画拘束原を利用した地盤補強と振動低減を同時に実現!

㈶日本建築センター
建設技術審査証明取得 【BCJ-審査証明ー266】
確かな技術として証明されました
D-box の効果と特長
1.軟弱地盤に対応可能な地盤補強対策。
2.機械・交通振動の低減する効果あり。
3.地震による揺れの軽減、液状化防止効果あり。
4.D-box事態が水を通すため、地下環境に影響を与えない。
5.特殊な袋に砕石を敷詰めた物を現場にて敷設。
D-boxの基本的な原理

袋などに土を入れ上から荷重を加えると、袋が扁平し伸ばされる為、袋全体に張力が発生します。
その結果土の粒子が内側に押し付けられ、土粒子間に摩擦力が生じます。この張力を付可応力として発生した粒子間の摩擦力という「のり」が、D-boxの基本的な強度の源となります。
D-boxの振動低減メカニズム

外部より振動が入力されると、ごく微量にD-boxに変形が生じます。この時D-box内部の固化している粒子が動こうとするため、さらなる摩擦力が発生します。つまりD-boxは、振動エネルギーを摩擦エネルギーに変換する事により、入力された振動を弱めます。
D-boxの内部拘束力効果

D- boxの内部には、拘束効果を高め、振動低減効果や点荷重などに対する強度増加を実現するための拘束具を設置。
